富士宮市について
2022年12月21日掲載
富士山の環境と景観に配慮した森林整備を進め持続可能な森林経営を努めることで、国際基準であるSGEC-PEFC森林管理認証を取得しました。
大切な自然環境を守り育て、世界遺産である私たちの富士山の豊かな森林資源・湧水を未来に継承するため、第三者機関が環境、経済、社会の3つの側面から一定の基準で適正な経営が行われている森林に対して適正に管理されていることを証明する国際基準であるSGEC-PEFC森林管理認証を2016年2月単独で取得しました。
2018年10月から、富士宮市の森林認証を核に周辺の森林を取り込んで、グループでの森林管理認証を取得することでコスト削減が図れ、小規模の事業者の認証森林の維持が容易になります。また、各サイトの情報共有や公共施設等の供給体制や販路拡大に繋がります。
グループは、ふやそう富士山の認証森林を目標にする中で、2021年10月から富士宮市上井出材財産区が新なメンバーとして加わりました。
認証機関 | 緑の循環認証会議 SGEC/PEFCジャパン |
---|---|
審査機関 | 一般社団法人 日本林業技術協会 |
加盟者及び面積 | 富士宮市413.64ha富士市・富士市森林組合2,142.90ha富士森林組合214.64ha株式会社白糸植物園606.13ha上井出財産区401.97ha合計3,779.10ha |
区域及び面積 | 富士市2,314.53ha富士宮市1,288.16ha静岡市128.20ha裾野市48.21ha合計3,779.10ha |
有効期間 | 2018年10月1日~2023年9月30日 |
グループ主体名及び代表 | 富士山森林認証グループ 会長 渡井正孝 |
製品の種類等 | 森林・立木・丸太・森林サービス・その他の森林生産物 静森林号認証6号(合法性・持続可能性の証明、間伐材チップの確認、発電利用に関する木質バイオマス証明) |
適用規格 | SGEC認証規格(PEFCとの相互承認規格) |
富士山麓から生産された認証材としてラベルを付けて流通することで、消費者に信頼と安心を与えることのできる原木の安定供給に努めます。
富士山森林認証グループを設立し、SGEC/PEFCジャパン グループ森林管理認証を取得したことで、富士山の環境に配慮したお墨付きの認証材の供給体制も強化ています。
間伐することにより、森林は水源涵養機能が上昇します。更には森林作業道を整備し流出した雨水をこの道を利用し浸透桝に集め、林内に降った雨は地下に導くように努めます。
森林施業モデル林を整備し、森林に触れ合う機会を提供し「富士山森林認証グループの森」として全国に公開します。
また、市では「富士山森林認証グループの森」市有林の視察の受け入れを行っていますので、市民団体、学校、林業関係事業体等の皆さんも大歓迎です。
SGEC/PEFCジャパン認証材のPR及び利用促進を図るため、市では認証材製品や林業祭親子木工教室での認証材使用を積極的に行っています。
審査日 2019年7月18日から2019年7月19日 審査はSGEC「緑の循環」の7つの基準に基づき、書類審査、現地審査を行います。また、認証有効期間5年のうち、毎年1回森林整備等の実施状況をチェックする定期審査を受けます。
定期審査は、2020年10月12日から13日、2021年7月15から16日、2022年7月28日から29日に実施しました。
審査者 SGEC認証審査機関(一社)日本林業技術協会
ご覧いただきありがとうございました。引き続き下記リンクをご覧いただければ幸いです。
産業振興部 農業政策課 林業係
〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所4階)
電話番号:0544-22-1153
ファクス:0544-22-1207
メール :nosei@city.fujinomiya.lg.jp
表示 : モバイル | パソコン