富士宮市について
2024年06月24日掲載
友好交流関係都市の紹興市について掲載しています。
紹興市は中国の東南海地区、揚子江デルタ南部に位置し、中国最大の商工業都市上海から南西に250kmの距離にあります。
人口約430万人、面積7,901平方キロメートルで、市街区の人口は約30万人です。
気候は温潤で自然に恵まれ、湖や水路が多く、「東方のベニス」とも「橋の里」とも称されている名高い水郷の都市です。
また、中華料理の際に供される紹興酒の産地としても有名で、「酒の里」とも言われています。
紹興は、中華民族発祥地のひとつとして、7000年以上の昔から古代文化が栄えていたといわれ、2,400年余り前の春秋時代(紀元前770年~403年)、越の都が置かれました。
紹興市は、中国を代表する文学家の魯迅をはじめ、女性革命家の秋瑾、政治家の周恩来など、優れた人物も輩出しています。
市内には中国書道の聖地であり、書聖 王 義之が「蘭亭集序」を書いたところとして名高い「蘭亭」など、貴重な文化遺跡も数多く残されています。
1997年(平成9年)11月11日
静岡県と中国浙江省が友好提携していたことから、1990年(平成2年)に富士宮市内の企業が紹興市に技術指導に行ったのがきっかけで、紹興市との間で、技術指導や合弁企業設立、研修生受入れ、指導者の派遣など、経済交流が行われてきました。
これを受け、紹興市から友好提携の申し入れがあり、両市長の相互訪問などの交流を重ね、1997年(平成9年)11月に紹興市で友好交流関係都市提携の調印を行いました。
以来、市民交流や中学生派遣研修事業などを通じて交流を深めています。
友好交流関係都市である中国紹興市からの招待を受け、令和6年5月23日(木)及び5月24日(金)の2日間、「第五回紹興市国際友好都市大会」に参加しました。
友好都市大会では、紹興市による「グリーン成長に向けた提唱」に賛同するとともに、展示ブースにおいて、市内の日本酒や茶などの特産品のほか、VRゴーグルの映像を用いて富士宮市の魅力を発信することができました。
「友好交流と協力の深化に関する共同宣言」調印式のほか、記念事業として11月7日実施の記念植樹式の様子を動画放映や紹興市の書道家(チョウセトウ氏)が揮毫を実施しました。
新型コロナウイルス感染症の影響によりオンラインでの参加となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響によりオンラインでの参加となりました。
市民部 市民交流課 市民交流係(国際交流担当)
〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所5階)
電話番号:0544-22-1486
ファクス:0544-22-1284
メール :koryu@city.fujinomiya.lg.jp
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