世界遺産としての富士山へ

世界遺産富士山

富士山本宮浅間大社東側市有地整備事業

2020年05月09日掲載

富士宮市が行った富士山本宮浅間大社東側市有地(旧「花と食の元気広場」)整備事業について掲載しています。


平成27年3月に策定した富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想に基づき行った平成28年度から平成30年度にかけて実施した事業です。
整備事業者はプロポーザル審査により加和太建設株式会社(本社:三島市)に決定。
平成31年3月23日にはブルワリーレストラン「Mt.Fuji Brewing」がオープンし、連日多くのお客さんで賑わっています。

完成後のMt.Fuji Brewingの外観 富士山本宮浅間大社御手洗橋から撮影(手前を流れるのは神田川)完成後のMt.Fuji Brewingの外観 富士山本宮浅間大社御手洗橋から撮影(手前を流れるのは神田川)

完成後のMt.Fuji Brewingの内観完成後のMt.Fuji Brewingの内観

事業概要

イメージパースイメージパース

世界遺産富士山の構成資産「富士山本宮浅間大社(以下「浅間大社」と言います)」周辺では、静岡県富士山世界遺産センターの建設が決定(平成29年12月開館)したことなどに伴い、今後、国内外からの多くの来訪者が予想されました。
こうした状況を踏まえ、富士宮市(以下「市」という)は、平成26年度、世界遺産にふさわしいまちづくりを進めるため、「富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想」(以下「整備基本構想」という)を策定しました。
整備基本構想の中で、今回再整備を行う浅間大社東側市有地(以下「東側市有地」という)を中心とするエリアは、民間活力の導入により昼夜ともに楽しみ交流できる拠点づくりを行うとともに、浅間大社周辺の景観に配慮した空間を創出するエリアと位置付けました。

東側市有地は、「花と食の元気広場」として各種のイベント等に利用されており、浅間大社の東側に近接していることから、春の桜が満開の境内地や浅間大社で行われる四季折々の様々な催しを望むことができる場所ではあったものの、一過性のもので、通年で活用されていないのが現状でした。

このような状況の中、今回の事業は、民間事業者が東側市有地を活用し、飲食などを中心とした商業施設を一体的に整備した上で、国内外からの観光客だけでなく、市民のにぎわいと交流が図れるよう空間を創出するために行ったものです。

募集要項・申請様式等(受付は終了しています)

募集要項等に関する質問回答書(受付は終了しています)

スケジュール(受付は終了しています)

内容 期間
(1) 募集要項の公表日 平成28年10月7日から
(2) 参加希望者への説明会開催 平成28年10月17日 13:30(1時間程度)
(3) 質問の受付期間 平成28年10月7日~10月28日
(4) 質問への回答期間 平成28年10月7日~11月4日
(5) 参加申請書及び参加資格書類の受付期間 平成28年11月7日~12月16日
※参加申請書及び参加資格書類年間の内容を審査し、平成29年1月13日までに参加資格確認結果を通知
(6) 事業提案書の受付期間 平成29年1月16日~2月24日
(7) 事業プロポーザルの実施 平成29年3月24日
(8) 事業協定の締結 平成29年7月4日 ※事業協定締結式・記者発表も行いました
(9) 事業用定期借地権設定契約の締結 平成30年3月19日 ※契約期間は平成30年4月1日から平成50年3月31日まで(20年間)
(10) 公正証書の作成 平成30年3月27日
(11) Mt.Fuji Brewingu オープニングセレモニー 平成31年3月21日
(12) Mt.Fuji Brewing 開店 平成31年3月22日

Mt.Fuji Brewingの取組

大社東側市有地は富士宮市世界遺産のまちづくり整備基本構想の「交流拠点創出ゾーン」に属し、「交流拠点創出ゾーン」の事業計画を「民間活力を積極的に導入し、市民が昼・夜間に楽しみ交流できる拠点づくりを行うとともに、大社周辺としての景観に配慮した空間を創出する。」と定めています。さらに、求められる役割として「来訪者が少しでも長く当市に滞在していただけるよう、くつろげるにぎわい空間の整備を行い、まちの活性化に繋げる。」と定めていることから、それらを踏まえ、運営していただいています。

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