令和5年度市町村教育委員会研究協議会
2023年09月15日掲載
全国の市町村教育長及び教育委員を対象とした文部科学省主催の研究協議会が実施され、富士宮市教育委員が参加し、他自治体の教育委員会と情報交換・意見交換を行いました。
令和5年度市町村教育委員会研究協議会
9月7日(木)
令和5年度市町村教育委員会研究協議会が9月7日(木)に開催され、富士宮市教育委員会からは輿水まゆみ 教育委員が参加しました。
本協議会では、各教育委員会がグループごとに情報交換・意見交換を行う分科会が実施され、本市は分科会A「学校における働き方改革について」及び分科会B「部活動のあり方について」に参加しました。
分科会A「学校における働き方改革について」
各市において働き方改革に関して様々な施策を進めていることが分かりました。
その後、働き方改革の成果の見える化と分析や広報の方法、教育委員が現場にいる教員の声を聴くことについて意見が交わされました。
当市においては、働き方改革により、子供と向き合う時間の確保を第一に考えてより良い授業実践につなげることについて述べた。
分科会B「部活動のあり方について」
各市の進捗状況によって、多種多様な課題が浮かび上がってくることを認識しました。
協議としては、(1)教員から見た働き方改革、(2)部活動を居場所にしている子供、(3)保護者から見た部活動について議論が交わされました。
その中で、当市においては、部活動の地域移行に際して当事者である子供の意見を聴くことの重要性や部活動に取り組むことによる学習面との相互作用について述べた。
6月29日(木)
令和5年度市町村教育委員会研究協議会が6月29日(木)に開催され、富士宮市教育委員会からは藤田泰秀 教育委員(教育長職務代理者)が参加しました。
本協議会では、各教育委員会がグループごとに情報交換・意見交換を行う分科会が実施され、本市は分科会A「学校における働き方改革について」及び分科会B「部活動のあり方について」に参加しました。
分科会A「学校における働き方改革について」
各市からは、スクールサポートスタッフの配置・拡充や出退勤システムの導入等様々な取組が発表されたほか、働き方改革により在校等時間が減った分、多忙感が増すとともにストレスを感じることが増えたという意見も出された。また、教員は多忙であることがクローズアップされるが、達成感や満足感などのやりがいがある職業だということを発信したほうがよいではないかという議論がなされた。
当市においては、学校イクボス宣言の取組について各市に紹介した。
分科会B「部活動のあり方について」
部活動の地域連携・地域移行の取組として、モデル事業の実施やプロポーザルによる民間委託、教員や保護者、子供へのアンケートなどが紹介された。
協議では、学習指導要領における部活動の位置づけや地域学校協働活動による人材の掘り起こし、給特法のあり方について議論された。
当市においては、分科会の進行を務めながら、部活動の指導に関する教員の兼職兼業の考え方や労務管理の方法について意見を述べた。
お問い合わせ
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