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白糸小総合学習「芝川のりについて」

2018年02月07日掲載

富士宮市では、地元小学生に歴史ある地元特産品の理解、芝川のりの成長観察を行うことによる環境学習を目的として、古くから芝川のりを採取している地域である白糸小学校で芝川のり養殖実験を行っています。


芝川のり

芝川のり

芝川のり

芝川のり養殖実験

実験場所

白糸小学校敷地内水路(校舎グラウンド側)

実験内容

  1. 胞子(芝川のりの種)付着基盤であるコンクリート板の設置
  2. 芝川のりの成長観察(基盤の状況)
  3. 水温、気温、天候の記録
  4. 葉体成長(葉体出現後の大きさ)

実験方法

  1. コンクリート板を水路に設置し、流速1.0m/s程度の流れになるように調整
  2. 試験板設置後は、週に1回程度試験板の状況を観察する
  3. ごみの付着、流速(流量)の変化に注意し、コンクリート試験板上を1.0m/s程度に流れになるように調整する

実験スケジュール

9月 中旬頃、生徒に実験趣旨説明後、コンクリート板設置。役割分担決定、観察ノート作成
10月 実験状況観察(1か月程度で数ミリの葉体が出現)、芝川のり生育地観察(原地区)
11月 実験状況観察(2か月程度で1~3cmの葉体が出現)
12月 実験状況観察(3か月程度で3~5cmの葉体に成長)、カワノリ採取、成形、乾燥。笠井様に依頼して、芝川のりの成形(紙すきと同じ要領)、天日干し、試食会(必要分だけ、芝川のりが通年生育している場所で採取してきます。)

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