市長定例記者会見(令和5年2月)
2022年02月07日掲載
市長定例記者会見(令和5年2月)について掲載しています。
市長定例記者会見(令和5年2月)
日時:令和5年2月1日(水) 10:00~
場所:市議会全員協議会室
1.市議会2月定例会議案
2.第73回富士宮駅伝競走大会
3.富士山にトキメクふじのみやイベントの開催
4.富士宮市イメージキャラクターさくやちゃんイラストコンクールの募集
5.歴史のまちPR用のロゴマーク決定
6.富士宮市からウクライナへの平和への願いの開催
市議会2月定例会議案
地方自治法の規定により、市議会2月定例会を招集し、議案を送付いたしました。今回の議案送付件数は、34件です。内訳は、報告が、3件、条例が9件、一般議案が4件、補正予算が7件、令和5年度当初予算が11件であります。
議案の主なものについて、説明いたします。
はじめに、「議第14号」の「令和4年度富士宮市一般会計補正予算 第8号」について説明いたします。
お手元に配布いたしました、令和4年度2月補正予算の概要をご覧ください。
今回の補正予算は、年度末に向け、予算の執行状況及び収入状況を把握する中で、決算見込みによる歳入歳出の補正を行うほか、事業の進捗状況により本年度内の完了が困難な事業については、繰越明許費の設定を行いました。
まず、歳入では、普通交付税の追加のほか、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、寄附金の追加、国・県補助事業の内示・決定に伴う特定財源の補正などにより財源を措置しました。
また、歳出では、物価高騰の影響を受けている子育て世帯に対する応援給付金の支給に係る経費、国の令和4年度補正予算に対応した事業費等の補正を行いました。
さらに、公共工事の施工時期の平準化に伴う債務負担行為の設定を行いました。
その結果、一般会計について、現計予算額562億8,900万円に、5億7,900万円を増額し、補正後の予算規模は568億6,800万円となるものであります。
次に、「議第21号」の「令和5年度富士宮市一般会計予算」について説明いたします。お手元に配布いたしました、令和5年度当初予算の概要をご覧ください。
令和5年度当初予算は、本市が目指す将来都市像を実現するための取組みを一層加速する必要があることから、施策及び事業の着実な推進を図るために、年間総合予算として編成をいたしました。
新型コロナウイルス感染症に加え、原油価格・物価高騰などを要因として、地域経済や市民生活への甚大な影響が続く中で、今後の地方の経済及び財政がどのような影響を受けるのか不透明な状況ではありますが、本予算の編成に当たっては、急速な少子高齢化の進展や人口減少への対応、公共施設等の老朽化対策などの大きな課題を抱えながらも、中長期的な視点に立ち、財政の健全性に配慮しつつ、富士山の世界文化遺産登録10周年を契機に、本市がより一層の発展を遂げるための予算を措置いたしました。
また、令和5年度は「第5次富士宮市総合計画後期基本計画」の2年目となり、総合計画の総仕上げに向けて、力強く第2歩目を踏み出し、さらに大きく飛躍する年とするため、本市が目指す将来都市像の実現に向けた様々な事業を積極的に推進していく必要があります。
そのため、事業の緊急度や優先度を見極め、選択と集中を図るとともに、事務事業の見直しにより経常経費の増加を最小限に抑え、限られた財源を有効的かつ効果的に活用した予算編成に努めました。
その結果、一般会計の当初予算額は、前年度当初予算額と比較して、12億2,000万円、2.6%増の、485億3,000万円となりました。
この予算の数字から、令和5年度当初予算を「よ(4)ろこび」や(8)「いつ(5)くしみ(3)」に満ちた予算 と名付けました。
続きまして、「令和5年度主要事業の概要」について説明いたします。お手元に配布いたしました、令和5年度主要事業の概要をご覧ください。
この資料では、第5次富士宮市総合計画の「3つの重点取組」と「7つの基本目標」ごとの主要事業を記載してございます。
それでは、資料の1ページから6ページの「3つの重点取組」の中の事業から、一部説明いたします。
まず、1ページの「恵み豊かな未来づくり」からは、世界遺産のまちづくり推進事業について説明します。
今年6月、富士山が世界文化遺産に登録されてから10周年を迎えることから、「世界遺産のまちづくり推進事業」では、静岡県富士山世界遺産センターや富士山本宮浅間大社周辺を中心とした中心市街地の整備を進めてまいります。
具体的には、富士山世界遺産センターから富士山本宮浅間大社までの参道軸創出に向けて、用地交渉を継続するとともに、令和4年度に一部取得した土地について、暫定整備を行います。
また、宮町交番跡地の神田川沿いについては、川を見ながら楽しんで歩けるような整備をしてまいります。
そのほか、各構成資産の整備については、白糸ノ滝エリアにおいて、白糸ノ滝整備基本計画に基づく整備を進め、富士山眺望を確保するため、樹林帯を整備し、清流の美しい景観を生かした音止の滝と富士山が同時に眺望できる眺望場の設置などを行います。
また、村山浅間神社においては、階段の積み直し整備を行います。
次に、3ページの「いきいき元気な未来づくり」からは、災害に負けない強靱なまちづくりに向けた公共施設の整備について説明します。
令和5年度は、第一中学校の屋内運動場耐震補強工事や芝川中学校の新校舎改築工事、東小学校の校舎改築に向けた基本設計及び実施設計、市民文化会館のリニューアルに向けた耐震補強及び長寿命化工事実施設計を実施します。
次に、5ページの「誰もが輝く未来づくり」からは、都市公園等整備事業について説明します。
コロナ禍において、婚姻件数・出生数が激減するなど、少子化は危機的な状況であることから、子どもから大人まで誰もが、安全・安心に楽しめる身近な憩いの場として、山本高原地区に大型遊具を備えた公園を新設するとともに、明星山公園、黒田北公園についても、整備に向けた基本設計を実施します。
そのほか、資料7ページから21ページにかけては、総合計画の7つの基本目標ごとに主要事業を記載してございます。
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情報提供資料 (PDF 179KB)
第73回富士宮駅伝競走大会
富士宮市では、市制施行80周年記念事業の一環として、富士宮駅伝競走大会を2月12日、日曜日に開催いたします。富士宮駅伝競走大会は、昭和25年に白糸の滝が全国観光百選の「滝の部」で1位となったことを機に、
昭和26年から開催しております。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、令和2年度と3年度は開催を見合わせたため、実に、3年ぶりの開催となります。
午前10時に富士宮市役所をスタートし、白糸の滝で折り返し、富士宮市役所に戻る全長32.7キロメートル、
高低差370メートルを、6区間でつなぎます。
大会には、夫婦都市、近江八幡市の、一般男子2チーム、中学1チームのほか、今年は、市制施行80周年記念事業として、駒沢大学、法政大学2チーム、東京農業大学男女それぞれ1チームを招待いたします。
このほか、一般の部では、箱根駅伝出場常連校の東海大学と神奈川大学がエントリーするなど、合計184チームが出場いたします。
沿道の交通整理につきましては、各地域の皆様や、富士宮信用金庫の職員の皆様など、多くの皆様に御協力をお願いしております。
選手の皆さんには、日ごろの練習の成果を発揮していただくとともに、沿道の皆さんには、マスクの着用など、
新型コロナウイルス感染症の感染対策を徹底した上で、応援をしていただきたいと思います。
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情報提供資料 (PDF 616KB)
富士山にトキメクふじのみやイベントの開催
富士宮市では、市制施行80周年記念事業の一環として、「富士山にトキメクふじのみや」イベントを、2月23日、木曜日、祝日の午前10時から午後4時までイオンモール富士宮で開催いたします。
本イベントは、7月に続いて、令和4年度2回目の開催となります。
イベントには、「富士山」や「さくやちゃん」にちなんだ雑貨などを販売する4事業者のほか、昨年10月に開催された竜王戦の、おやつ選びコンテストに参加した13の菓子店がコンテストに応募したおやつや、お店自慢のスイーツを販売するほか、和菓子職人による実演販売も行います。
このほか、富士宮市出身の絵本作家、ふくだのぞみさんによる「絵本の読み聞かせ」とサイン会、富士宮にちなんだ戦国武将の兜をつくるワークショップ、
富士宮市や障害福祉施設と連携し「富士山SDGsトイレットペーパー」を製造するコアレックス信栄株式会社による「トイレットペーパー巻紙の包装無料体験」など、あわせて20もの事業者が参加いたします。
また、イベント内でお買い物をしたり、ワークショップを体験してくれた方は、お楽しみ抽選会に参加することができます。
富士山の恵みに感謝するとともに、富士山の日を市民の皆さんと一緒にお祝いするため、地元企業、イオンモール富士宮、市が一体となり盛り上げていきますので、多くの皆さんに、ぜひ遊びにきていただきたいと思います。
富士宮市イメージキャラクターさくやちゃんイラストコンクールの作品募集
令和4年12月に行われた第16回高校生議会で、富士宮北高等学校の田中沙(さ)雪(ゆき)さんから、「地元愛をもっと強めてもらうために、富士宮市の公式キャラクターさくやちゃんの衣装コンクールの開催について」提案をいただきました。
この提案を受けまして、富士宮市では、提案者の田中さんとも相談し、「さくやちゃんイラストコンクール」という形で実施することといたしました。イラストは、小学1年生から3年生までの「小学校低学年の部」、小学4年生から6年生までの「小学校高学年の部」、中学1年生から高校3年生までの「中高生の部」と、「一般の部」の4部門で募集をいたします。
A4用紙の表面にさくやちゃんのイラストを描き、裏面に必要事項を記入し、富士宮市広報課宛に郵送、メール、
電子申請、または直接、窓口までお持ちいただきたいと思います。
募集期間は2月1日から、4月14日金曜日までとなります。
応募作品の中から、さくやちゃんのキャラクターデザイナー高柳順子さん、市関係者などで審査を行い、各部門から優秀賞を1点ずつ、計4点を選びます。
受賞作品は、7月中旬にイオンモール富士宮で開催する「富士山にトキメクふじのみや」イベント内で、披露する予定です。また、受賞作品は、デジタル化の上、市の公式イラストとして追加し、富士宮市のPRに活用させていただきます。多くの方が、イラストコンクールに興味を持ち、参加していただくことで、富士宮市をさらに知ってもらうきっかけにつながるものと考えます。
これからも、市民の皆さん、そして「さくやちゃん」とともに、富士宮市の魅力を発信してまいりたいと思っております。
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情報提供資料 (PDF 143KB)
歴史のまちPR用ロゴマークの決定
富士宮市では、令和5年1月から放送されているNHK大河ドラマ「どうする家康」をきっかけに、富士宮市の歴史、文化を伝承するとともに、本市の魅力を市内外へ情報発信し、誘客を図るため、オリジナルロゴマークを作成いたしました。
ロゴマークには、徳川家康公によって造営された浅間大社本殿と、家康公のシルエットを配置し、家康公と富士宮市のゆかりを表現したデザインとなっております。
このロゴマークは、市が発行する観光パンフレットや高速バスのラッピング広告などに活用してまいります。
また、ロゴマークをデザインしたのぼり旗を制作しましたので、庁舎、公民館、出張所、市内観光施設、史跡などに設置してまいります。
富士宮市からウクライナの平和への願いの開催
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって、2月24日でちょうど1年となります。未だに収束の兆しが見えず、ウクライナの皆さんは、穏やかな日常生活を取り戻せずにいます。
富士宮市では、ウクライナの皆さんが1日も早く穏やかな生活を取り戻せるように、そして世界の恒久平和への願いを込めて、2月24日、金曜日、午後5時20分から、富士宮市役所1階市民ホールで、富士宮市に住む音楽家によるコンサートを開催いたします。
コンサートでは、富士宮室内オーケストラで活動されているバイオリニスト西川奈(な)穂(ほ)さんによる「ウクライナ民謡」や
映画音楽の演奏、「宮のおんがく会実行委員」である寺田誕子(のぶこ)さんの指揮で、3歳から18歳までの子どもたちによる合唱をご披露します。
そして、コンサート終了後には、市役所庁舎を青色と黄色のウクライナカラーでライトアップし、ロシアの軍事侵攻への抗議と、ウクライナの皆さんと寄り添う気持ちを示したいと思います。
コンサートは無料となりますが、椅子などのご用意はありませんのでご了承ください。
なお、当日は、ウクライナ大使館のインナ・イリソナ三等書記官にも参加いただく予定です。
また、「平和への願い」ということで、関連になりますが、富士山の日に、キッズゲルニカ人穴実行委員会の皆さんが、富士山麓から平和への祈りを込めて、富士山の日の2月23日から3月5日まで、富士宮市が令和4年度に制作した作品のほか、スペイン、ウクライナ、広島、長崎など、国内外の子どもたちが描いたキッズゲルニカ25枚を、人穴の荻平公民館近くの牧草地に展示いたします。
期間内ならいつでも見ることができますので、足を運んでいただければと思います。
お問い合わせ
企画部 広報課 広聴広報係
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電話番号: 0544-22-1119
ファクス: 0544-22-1206