市長定例記者会見(令和3年10月)
2021年11月29日掲載
市長定例記者会見(令和3年10月)について掲載しています。
市長定例記者会見(令和3年10月)
日時:令和3年10月5日(火) 9:00~
場所:市議会全員協議会室
市議会9月定例会追加議案
今回の追加議案の送付件数は、2件です。
内容は、報告1件、補正予算1件であります。
議案の主なものとして、「議第57号 令和3年度富士宮市一般会計補正予算(第5号)」について、説明いたします。
今回の補正予算は、市議会議員補欠選挙に伴う執行経費のほか、新型コロナウイルス感染症対策として、無症状者が受検したPCR検査に対する補助事業及び市内宿泊業の事業者の事業継続を支援するための給付事業に係る経費や8月の豪雨により発生した被害に係る復旧経費など、必要と見込まれる予算を措置いたしました。
その結果、今回の補正額は、1億6,900万円の追加でありまして、補正後の予算規模は496億5,700万円となるものであります。
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情報提要様式
(PDF 54KB)
コロナ在宅支援相談窓口の設置
富士宮市では、新型コロナウイルス感染拡大の第6波に備え、まん延期の保健所業務を補完する相談支援体制を整え、9月28日、新たに「コロナ在宅支援相談窓口」を設置いたしました。
新型コロナウイルス感染拡大の「第5波」では、富士・富士宮でも感染者が急増し、県の富士保健所の業務がひっ迫したことにより、市役所には、不安を抱えた陽性者の家族から「PCR検査を受けたい」とか、施設や企業から「濃厚接触者の特定や検査の方法を相談したい」といった問い合わせが多く寄せられました。
また、症状が軽く入院できない陽性者や多くの濃厚接触者が、自宅療養、自宅待機となり、その方たちへの支援も課題として浮き彫りになりました。
このことから、まん延期には、保健所が濃厚接触者を特定するために必要な疫学調査を富士宮市が支援することによって、学校や児童施設、企業などのクラスターを防ぐ取り組みを実施することといたしました。
また、自宅療養者や自宅待機となる濃厚接触者に対し、食料品を配布するなど在宅生活を支援し、自宅療養者等の身体介護を行う事業所に対しては、感染防護衣などの感染対策用品を準備し、提供することといたしました。
これらの新たな業務は、福祉企画課内に「コロナ在宅支援相談窓口」を設置して行い、濃厚接触者や感染経路を特定するための疫学調査など、県の富士保健所の機能の一部を補完できるよう、医療分野の専門知識がある看護師を常駐させます。
また、この窓口には、自宅療養者や自宅待機する濃厚接触者となった人が直接市役所に相談できる専用電話回線を設置いたします。
この専用電話番号を保健所から該当者に伝えてもらうことにより、感染者の個人情報を保健所から受けなくても、相談を進めることができます。
この窓口では、保健所が行う濃厚接触者調査を補完し、濃厚接触者の特定を早め、また市独自の無症状者PCR検査体制を生かして、陽性者の早期判定につなげ、感染拡大やクラスターを防ぎます。
第6波に備えて、できる限り感染拡大を抑え、医療崩壊を防ぐための対策を、県の富士保健所と連携し、今から進めていこうと考えております。
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情報提供様式
(PDF 73KB)
医療体制確保のための医療従事者へのPCR検査費用の全額助成
現在、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者は、外出の自粛を要請されますが、厚生労働省の通知により、「他の医療従事者では代替が困難な業務に従事する方が、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者となった場合、毎日、業務前にPCR検査又は抗原定量検査を行い、陰性であれば、医療に従事できる」こととなりました。
富士宮市では、市内の医療体制を維持するため、家庭内感染などで濃厚接触者となった医療従事者が、「発熱外来」や、「新型コロナウイルスワクチン接種」「市で行うPCR検査」「新型コロナウイルス陽性者の訪問診療」に従事する場合、この業務前検査費用の全額を補助することといたします。
検査費用は、1回1万8千円程度であり、予算規模は、14日、5名分で126万円となります。
その財源としては国からの交付金を活用する予定です。
今後、第6波が来ることを想定し、市民の皆様が、コロナ禍においても安心して診療を受けられるよう、医療体制を維持したいと考えております。
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情報提供様式
(PDF 67KB)
宿泊施設に対する事業継続のための応援
新型コロナウイルス感染症の影響により、富士宮市への来訪者が減り、大きな打撃を受けている市内の宿泊施設を支援するため、感染対策をしている市内の宿泊施設に対し、事業継続応援給付金を支給いたします。これは、県下で、はじめての取り組みであります。
対象となる施設は、ホテルや旅館、簡易宿泊所であり、山小屋も対象となります。
給付金支給の要件は、スタッフがマスクを着用していることや、消毒液の設置、入館時の体温確認などの感染症対策をしていることで、対象施設には、1施設20万円を支給いたします。
また、県の「ふじのくに安全・安心認証制度」の認証施設又は申請を済ませた施設には、10万円を加算し、最大30万円を支給いたします。
市内には、対象施設が約90あることから、予算規模は、2千700万円となります。
その財源には、国からの交付金を活用する予定です。
富士宮市には、世界遺産富士山をはじめ、名所や史跡があり、宿泊施設は、観光客を受け入れるために、なくてはならないものであります。
コロナ禍で宿泊客が減り、大変な時ではございますが、緊急事態宣言が解除された今、万全の感染対策をして、事業を継続していただきたいと思っております。
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情報提供様式
(PDF 67KB)
お問い合わせ
企画部 広報課 広聴広報係
〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所3階)
電話番号: 0544-22-1119
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