市長定例記者会見(令和3年3月)
2021年03月22日掲載
市長定例記者会見(令和3年3月)について掲載しています。
市長定例記者会見(令和3年3月)
日時:令和3年3月18日(木) 10:00~
場所:市議会全員協議会室
内容
- 新型コロナウイルスワクチン接種コールセンターの開設
- 富丘交流センターの開館及び富丘児童クラブの完成
- 新白糸会館の完成
- 高齢者運転免許証自主返納者への公共交通補助券交付額の増額
- 子育て応援ヘルパー等の派遣
- 市税・水道料金等のスマートフォン決済払いの導入
新型コロナウイルスワクチン接種コールセンターの開設
新型コロナウイルスワクチンの供給については、依然、不透明な状況でありますが、現在、富士宮市では、迅速なワクチン接種に向けて接種券、集団接種会場の準備等を進めております。
富士宮市では、新型コロナウイルスワクチン接種に関する市民からの問い合わせに対応するため、コールセンターを3月20日の土曜日から開設いたします。
業務委託することから、コールセンターは、委託業者のビル内に設置いたします。ワクチン予約受付が始まるまでは、4人体制で、予約受付開始後は15人体制で運営いたします。
コールセンターの電話番号を申し上げます。
番号は、『050-5210-8730』であります。
コールセンターは、午前9時からで、平日は、午後8時まで、土曜・日曜・祝日は、午後5時までであります。
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情報提供様式(ワクチン接種コールセンター)
(PDF 65KB)
富丘交流センターの開館及び富丘児童クラブの完成
富士宮市では、耐震性に課題のあった富丘公民館に代わる、地域の交流拠点として交流センターの建設工事を進めてきました。
この度、地権者の御協力を得て、富丘バイパス沿いに「富丘交流センター」が完成し、4月1日に開館することとなりました。開館を記念して、オープニングセレモニーを4月1日の午前11時から、同敷地内に整備しました富丘児童クラブと合同で開催いたします。
富丘交流センターは、背景に見える富士山の広大な裾野のラインをイメージした曲線の外壁と屋根が特徴的な地域交流施設であります。外壁にタイルを使用することで、独特の風合いにより周辺の景観と調和を図っております。
建物の構造は、鉄骨造2階建てで、1階は826.70平方メートル、2階は295.32平方メートル、延床面積は1,122.02平方メートルであります。
建物内には、諸証明発行サービスのほか、図書館サービス提供拠点として約4,200冊を収容した図書スペース、小さなお子さんが遊べるキッズスペース、会議室、キッチンを備えた多目的室、最大200人が収容できる集会室などを設けております。
交流センターの建設には、建設検討委員会により平成29年から検討がなされ、地域住民の意見を取り入れられております。
設計費として1,823万円、造成工事費が4,768万円、建築工事費が4億4,880万円、電気設備工事費が8,162万円、機械設備工事費が6,545万円であり、合わせて6億6,178万円の建設費をかけて完成いたしました。
また、敷地内に富丘小学校児童の放課後児童クラブを併設いたしました。
この児童クラブは、富丘小学校の空き教室を利用した富丘第1児童クラブと、借家を利用した第2児童クラブの2つのクラブを移転し、交流センター敷地内に建設いたしました。地域の皆さまに見守られながら、快適な環境の児童クラブとなっております。
放課後児童クラブは、軽量鉄骨造2階建てで、1階・2階それぞれ132.5平方メートルで、延床面積は265平方メートル、建設費は7,158万円であります。
これからは、富丘交流センターが、子どもから大人まで多くの皆さんが集い、社会教育活動や地域活動を活発に行う新たな交流の場となることを願っております。
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情報提供様式(富丘交流センター・児童クラブ)
(PDF 94KB)
新白糸会館の完成
富士宮市では、老朽化した白糸会館の建替工事を進めてまいりました。この度、現在の白糸会館の隣接地に、新白糸会館が完成いたしましたので、完成を記念して、4月1日の木曜日、午後1時30分からオープニングセレモニーを開催いたします。
新白糸会館は、鉄筋コンクリート造の一部2階建ての平屋建てで、1階は770.78平方メートル、2階は58.12平方メートル、延床面積は828.90平方メートルであります。
外観は、建物正面に木目調の縦格子を設置し、山林の木々や白糸の滝の水が落ちる姿を連想させるデザインといたしました。
会館内には、白糸出張所と地域学習センターの事務室のほか、地域の活動に使える会議室、集会室、書庫、授乳室などを設置いたしました。
また、1階のホールは吹き抜けで、明るく、開放的な温かい空間といたしました。
ホールには、昭和61年に白糸財産区の区有林地から発掘された、樹令603年の埋没林の大杉「神代杉」を展示いたします。神代杉は、根回り直径3m、樹幹の長径2,5m、短径1,9mの楕円形で、埋没年代は西暦1140年頃と考えられております。
この神代杉は、これまで会館隣の展示館に保存していたもので、建て替え工事に伴い展示館を取り壊し、移設したものであります。
なお、建設費につきましては、設計費として2,376万円、造成工事費 4,070万円、建築工事費 2億2,726万円、電気設備工事費 6,908万円、機械設備工事費 4,990万7千円、合わせて4億1,070万7千円であります。
また、現在、駐車場は新白糸会館前の10台のみですが、今後、旧白糸会館を取り壊した跡地に43台分を設置し、合計53台といたします。
今回建設した新白糸会館が、白糸地区の新たな拠点施設として、地域の人が安心して気軽に集うことができる交流の場となることを願っております。
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情報提供様式(白糸会館)
(PDF 77KB)
高齢者運転免許証自主返納者への公共交通補助券交付額の増額
近年、高齢者による交通事故が多発している中、富士宮市では高齢者の交通事故を減らす取組として、高齢の運転免許証返納者に公共交通補助券を、平成25年10月から交付しております。対象となる高齢者には、当初、公共交通補助券5,000円分を交付しておりましたが、令和2年4月1日には補助金額を1万円分に増額いたしました。今回、さらに2万円増額し、令和3年4月1日から3万円分の公共交通補助券を交付することといたします。
公共交通補助券は、100円の券が100枚セットになった1冊1万円分を3冊交付いたします。
これは、同様の補助を実施している県内の市町の中で最高額であります。
3万円分の公共交通補助券の交付対象となるのは、65歳以上の市民で、令和3年4月1日以降に運転免許証を自主返納し、静岡県公安委員会発行の「申請による運転免許の取り消し通知書」の写しを添付して、市へ申請した者であります。
補助券は、3年間分とし、使用期限はこれまで設けておりませんでしたが、4月以降は使用期限を3年後の年度末までといたします。
この補助券を使えるのは本人のみで、市で発行する補助券利用者証を提示し、使用していただきます。
補助券は、宮バス、宮タクの乗車賃、富士急静岡バス株式会社のシルバー定期券、山梨交通株式会社のゴールド定期券に加え、市内タクシー会社6社、富士急静岡バス株式会社、富士急バス株式会社及び山梨交通株式会社の民間路線バス3社の乗車賃としても利用できます。
富士宮市では、これまでも高齢者が自主的に運転免許証を返納しやすい環境をつくってまいりました。この度の高齢者運転免許証返納補助制度の拡充は、運転に不安のある高齢者が運転免許証を自主返納する動機付けとなり、高齢者による交通事故の減少に繋がるものと考えております。今後も、運転免許返納支援の環境整備及び高齢ドライバーの交通事故防止に力を入れてまいります。
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情報提供様式(高齢者免許返納)
(PDF 89KB)
子育て応援ヘルパー等の派遣
近年の核家族化やコロナ禍で、「出産育児期に家族の支援を受けることができない」、「里帰りができない」などで、育児不安や育児困難感を抱える家族が増えております。
このような中、富士宮市では、令和3年4月から子育て応援ヘルパー等派遣事業を開始いたします。
これは、妊婦又は1歳未満の赤ちゃんをもつ保護者のうち、家事又は育児が困難な方へ、市が契約した委託事業所からヘルパーなどを派遣し、家事や育児を支援するものであります。
利用できるのは、1日1回、平日の午前9時から午後5時までの2時間以内で、最大50時間までであります。
利用料金は、1時間当たり1,000円、市民税非課税世帯や児童扶養手当受給者は500円、生活保護受給世帯は無料といたします。
サービスを希望する方は、保健センターへ電話又は市ホームページから電子申請で申し込みができます。
富士宮市では、家族の問題は家族だけで解決するのではなく、難しいときには家族以外の支援を受けても良い、頼っても良いという発想の転換と、社会全体で子育て世代を応援する仕組み作りを目指してまいります。
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情報提供様式(子育て応援ヘルパー)
(PDF 102KB)
市税・水道料金等のスマートフォン決済払いの導入
富士宮市では、市税や水道料金等について、4月1日からスマートフォン決済アプリを利用した支払い方法を導入いたします。
利用できるスマートフォン決済アプリは、「PayPay」と「LINE Pay」であります。
市が発行する市税、水道料金などの納付書に記載されているバーコードをアプリで読取ることで支払いができます。
スマートフォン決済で支払えるのは、市県民税、固定資産・都市計画税、軽自動車税、国民健康保険税の市税と、水道料金及び下水道使用料であり、納付金額が30万円以下のものであります。ただし、LINE Payでの水道料金及び下水道使用料の支払いは5万円未満のものに限ります。
また、納期限を過ぎたものやバーコードが付いていなかったり汚れたりしたものは利用できません。
スマートフォン決済を導入することで、市税や水道料金などの支払いが、銀行や市役所などに行かずに、いつでもどこでもできるようになるため、市民の利便性が向上するとともに、コロナ禍における非対面での納付ができ、感染症対策にもつながると考えております。
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情報提供様式(スマホ決済)
(PDF 74KB)
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企画部 広報課 広聴広報係
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