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市長定例記者会見(令和2年11月)

2020年11月17日掲載

市長定例記者会見(令和2年11月)について掲載しています。

市長定例記者会見(令和2年11月)

日時:令和2年11月12日(木) 10:00~
場所:市議会全員協議会室

内容

  1. 市議会11月定例会議案
  2. 無症状者に対するPCR検査の拡充
  3. オリンピアンに学ぶ小中学生ソフトボールクリニックの 開催
  4. ワーケーションモニター体験の実施
  5. 富士宮市LINE公式アカウントの開設

市議会11月定例会議案

 今回の議案送付件数は、16件です。
 内訳は、条例が4件、一般議案が3件、補正予算が7件、人事案件が2件であります。

 それでは主な議案として、「議第82号」の「令和2年度一般会計補正予算(第8号)」について説明いたします。
 お手元に配布いたしました、令和2年度11月補正予算の概要をご覧ください。

 今回の補正予算は、令和2年4月1日付け職員配置換え及び人事院勧告に伴う給与改定を含む人件費として6,526万円の減額補正のほか、新型コロナウイルス感染症対策として、公の施設の利用制限に係る指定管理委託料に1,440万2千円、ふるさと納税におけるふじのみや寄付金の事業経費として2億4,845万7千円の追加など、緊急性の高い事業を主体に予算措置しました。また、今後の財政需要に対応するため、財政調整基金への積立てとして2億1,900万円を追加することで財政の健全性維持と基盤強化を図りました。

 この結果、一般会計について、現計予算額620億5,500万円に、補正額の4億9,000万円を追加し、補正後の予算規模は625億4,500万円となるものであります。

 また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、令和2年度内の完了が困難な事業については、繰越明許費の設定を行いました。

無症状者に対するPCR検査の拡充

 冬場に向けて、新型コロナウイルスの感染拡大とインフルエンザとの同時流行が懸念される中、国では、重症化を防止する観点から、高齢者や基礎疾患を有する者のPCR検査を助成する制度を創設しました。

 富士宮市では、医師会の協力のもと、全国に先駆けて無症状者に対するPCR検査を「富士宮方式」として実施してきており、既に検査体制が整備されております。そのため、インフルエンザの流行を前に、国の方針にいち早く対応し、11月24日(火)から、無症状者に対するPCR検査の対象に、高齢者及び基礎疾患を有する者を加えて、同検査を実施することといたしました。

 国の新たな助成制度は、新型コロナウイルス感染症の流行下における検査助成事業として実施されるもので、その対象者は、65歳以上の高齢者、または高血圧、糖尿病などの基礎疾患を有する者であり、補助額は、検査費用について市が補助した上限2万円の2分の1、つまり1万円であります。富士宮市では、この補助申請について、高齢者分として80万円、基礎疾患を有する者の分として40万円を、すでに県へ申請済みであります。

 これまで、富士宮市における無症状者に対するPCR検査は、9月18日に開始してから11月9日までの45日間で76人の予約を受け付けており、1日当たり 約1.7人となります。
 現在、富士宮市には、すでに20医療機関と4つの検査機関によるPCR検査実施体制があり、1日当たり概ね100人の検査が可能で、検査対象を拡大することについて、富士宮市医師会の理解が得られています。予算については、無症状者に対するPCR検査として、すでに10月補正予算で1日当たりの検査件数を16件として算出した3,080万円が予算化されており、この中で対応が可能であります。
 検査の受付は、従来の無症状者に対するPCR検査と同様、市役所福祉企画課での電話、メール、電子申請により行いますが、高齢者及び基礎疾患を有する者については、行動履歴によるスクリーニングを行わず、希望者全員を検査対象とします。

 なお、PCR検査の希望者には、人が集まる場所に行った、帰省した家族と過ごした、気になる症状があるなど様々な事情がありますので、福祉企画課の受付専用電話では、丁寧に相談に応じ、それぞれの状況にあわせ、適切に検査の案内をしていきます。

 現在、新型コロナウイルス感染症は、全国的に患者数が増加傾向にあり、急遽、県の警戒レベルも4に引き上げられました。富士宮市でも、11月11日、25例目となる新型コロナウイルス陽性患者が確認されました。
 各地でクラスターが発生し、いつ市内でも感染が広がるともわからないことを考えると、高齢者など感染時の重症化リスクの高い方がいつでもPCR検査を受けられる体制を整備することは、市中感染が拡大した場合の備えとなると考えております。 
 コロナ禍において、市民の不安を少しでも取り除き、市民が安心して生活が送れるように、今後も迅速に適切な施策を実施してまいります。

オリンピアンに学ぶ小中学生ソフトボールクリニックの 開催

 富士宮市では、子どもたちにオリンピック出場経験のある一流アスリートと触れ合う機会を提供し、夢や希望、感動を与えるとともに、個人や団体の競技力アップと東京2020オリンピックへの機運醸成を図るため、ソフトボールクリニックを開催いたします。

 このソフトボールクリニックは、市内でソフトボールの競技活動をしている小中学生60人を対象に開催いたします。

 講師には、女子ソフトボール元日本代表監督 宇津木(うつぎ) 妙子(たえこ)さんを始め、女子ソフトボール元日本代表で、アトランタ・シドニー・アテネの3大会連続でオリンピックに出場した高山(たかやま) 樹里(じゅり)さん、アテネ・北京の2大会連続でオリンピックに出場した三科(みしな) 真澄(ますみ)さんの3人をお招きしております。

 ソフトボールクリニックの開催日時は、11月28日の土曜日に午前9時から11時までであります。
 会場は、1998年に日本チームが銅メダルを獲得した、第9回世界女子ソフトボール選手権大会が開催された、静岡県ソフトボール場「富士山スタジアム」であります。

 この思い出の地で、当時の監督を務めていた宇津木監督を始め、日本代表としてオリンピックでメダルを獲得した高山選手、三科選手に指導いただくことを、私も大変うれしく思います。

 参加する子どもたちには、オリンピック出場経験のある監督、選手とキャッチボールをしたり、ノックを受けたり、直接指導を受ける中で、超一流の選手の技術の高さや考え方を肌で感じてもらいたいと思っております。

 また、開催にあたっては新型コロナウイルス感染症対策に十分配慮し実施いたします。報道機関の皆様におかれましては、当日、是非取材していただきたいと思いますが、会場の密を避けるためにソフトボールクリニック開催についての事前報道は、お控えいただきますようお願いいたします。

ワーケーションモニター体験の実施

 ワーケーションとは、英語で仕事を意味する「ワーク」と、休暇を意味する「バケーション」を組み合わせた造語で、テレワークを活用し、観光地などで働きながら休暇をとる過ごし方として、働き方改革や新型コロナウイルス感染症の流行に伴い注目されている新しい働き方であります。

 富士宮市では、首都圏シティセールス推進事業として、首都圏の企業で働く方に、本市での「ワーケーション」を体験していただくモニター体験を実施いたします。

 このモニター体験では、首都圏シティセールスにおいて、富士宮市の都市イメージとして掲げる「美(び)守(まもり)」を意識して、美しい富士山の麓で雄大な自然に囲まれ、のびのびと「仕事」をしながら、都会にない美しい風景や新鮮な食材にあふれた美食のまちでの「休暇」を楽しむことができる、本市ならではの「ワーケーション」を体験していただきます。

 今回のワーケーション体験には、ワーケーション推進業務の委託業者から紹介を受けた株式会社モリサワの東京本社から、営業企画部公共ビジネス課の女性社員4名に、モニターとして参加していただきます。株式会社モリサワは、ユニバーサルデザインフォントなどの文字デザインを開発・販売している企業であります。

 ワーケーション体験の実施日は、12月3日の木曜日と4日の金曜日の2日間で、会場は、壮大な富士山を眺めることができる宿として人気がある市内狩宿の「マウントフジ里山バケーション 縁(えん)や」であります。
 4人のモニターは、ここで、光回線が整備され快適なインターネット環境を活用し、本社での勤務同様に企画書の作成のほか、取引先との交渉や社内打ち合わせなどの通常どおりの業務を行います。そして、仕事の合間には、白糸の滝への早朝散歩やE-BIKEでのサイクリングなど屋外でのレジャーを楽しみ、「富士山に抱かれた美しい自然環境」を肌で感じていただきます。
 また、富士宮市の「豊富な食資源」を生かしたジビエ料理やニジマス料理を堪能したり、富士山本宮浅間大社の周辺を散策したりしながら「浅間大社を核とした、美しく気品のあるまち」を体感していただきます。

 また、市の職員とワーケーションの環境や設備などに関する意見交換も行うことになっております。今回のワーケーションで得られたモニターの感想は、市の特設ウェブサイトに掲載し、本市での「ワーケーション」の魅力を首都圏の企業やそこに働く人に広く発信していきたいと考えております。また、株式会社モリサワ様におきましても、本市でのワーケーションを全国に発信していただく予定であります。

富士宮市LINE公式アカウントの開設

 富士宮市は、11月12日、LINE公式アカウントを開設いたしました。
 LINEは、SNSアプリで国内最大級の利用者数をもつコミュニケーションアプリで、国内で8,000万人以上が使っているといわれており、市民や市外へ向けた情報発信において効果的な手段であると考えております。

 今回開設した富士宮市のLINEのメニュー画面には、「富士宮市公式ウェブサイト」へつなぐメニューのほか、市民向けに「防災情報」、「コロナ関連情報」、市外向けにふるさと納税や移住定住関連情報へつなげる「美(び)守(まもり)の都ふじのみや」という4つのメニューを用意いたしました。

 LINEについては、多くの利用方法が考えられますが、富士宮市においては、まずは、首都圏シティセールスの都市イメージである「美守」を意識して、「浅間大社を核とした、美しく気品のあるまち」、「富士山に抱かれた、美しい自然環境を有するまち」、「豊富な食資源を有する、美食のまち」という富士宮市のイメージを多くの人に発信する手段として活用したいと考えております。また、先ほど発表したワーケーションの提案もこのLINEを使って発信していきたいと考えております。

 なお、LINEへの登録を促すため、11月12日から1月15日までの期間限定で、プレゼントキャンペーンを実施いたします。
 プレゼントキャンペーンでは、富士宮市の特産品を組み合わせてセットにしたグルメギフトを「朝食ギフト」「昼食ギフト」「夕食ギフト」の3種類用意し、富士宮市LINE公式アカウントに登録いただいた方の中から抽選で、各ギフトを5名ずつ、合計15名の方にプレゼントいたします。

 なお、グルメギフトの特産品は、富士宮市のふるさと納税返礼品として登録されており、ふるさと納税のPRにもつなげていきたいと考えております。

 LINEの運用については、今後、効果的な発信をするために、利用者にとってより使いやすい機能やメニューを追加していきたいと考えております。

お問い合わせ

企画部 広報課 広聴広報係

〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所3階)

電話番号: 0544-22-1119

ファクス: 0544-22-1206

メール : koho@city.fujinomiya.lg.jp

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