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市長定例記者会見(令和2年5月)

2020年05月27日掲載

市長定例記者会見(令和2年5月)について掲載しています。

市長定例記者会見(令和2年5月)

日時:令和2年5月11日(月) 10:00~
場所:710会議室

内容

  1. 市議会5月臨時会議案
  2. 富士宮市新型コロナウイルス感染症対策基金の創設
  3. 児童扶養手当受給者臨時特別給付金の支給
  4. 特別定額給付金給付事業の取組状況
  5. 子育て世帯臨時特別給付金給付事業の取組状況
  6. 富士宮口八合目の富士山衛生センターの閉鎖

市議会5月臨時会議案

 本日、地方自治法の規定により、市議会5月臨時会を招集し、議案を送付いたしました。

 今回の議案送付件数は、7件であります。
 内訳は、新規条例が2件、補正予算が1件、報告が4件であります。

 議案の主なものについて、説明いたします。
 「報第16号」の「令和2年度一般会計補正予算(第2号)の専決処分報告」について説明いたします。
 お手元に配布しました「補正予算の専決処分について」をご覧ください。

 本件は、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」を盛り込んだ国の令和2年度補正予算が4月30日に可決成立したことに伴い、市が実施主体となる「特別定額給付金給付事業」及び「子育て世帯への臨時特別給付金給付事業」について、早急に準備に入り、迅速に市民への支援を実施するため、必要とする経費を措置したものであります。
 なお、本予算は、緊急を要することから、地方自治法第179条第1項の規定により、5月1日付けで専決処分いたしました。
 つきましては、地方自治法の規定により、本臨時会において議会に報告し、承認を求めるものであります。

 主要なものといたしましては、特別定額給付金給付に係る処理委託料、給付金等の経費の追加に133億386万5千円、子育て世帯臨時特別給付金給付に係る処理委託料、給付金等経費の追加に1億8,295万4千円を計上いたしました。
 この結果、一般会計について、現計予算額455億5,000万円に、補正額の134億9,300万円を追加し、補正後の予算規模は590億4,300万円となるものであります。

 「議第43号」の「富士宮市新型コロナウイルス感染症対策基金条例制定」につきましては、後ほど説明いたします。

 次に、「議第44号」の「特別職の職員で常勤のものの給料の特例に関する条例制定」について説明いたします。

 本案は、市が実施する新型コロナウイルス感染症対策事業の財源に充てるため、常勤の特別職である市長、副市長及び教育長の給料月額を特例として令和2年6月1日から12月31日までの間、それぞれ10パーセント減額するため、条例を制定しようとするものであります。

 最後に、「議第45号」の「令和2年度一般会計補正予算(第3号)」について説明いたします。
 お手元に配布しました「令和2年度5月補正予算の概要」をご覧ください。
 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費として、新型コロナウイルス感染症対策基金への積立てに係る経費を措置するとともに、まん延防止のための学校休業の措置、臨時休業の要請等により、ひとり親家庭等の収入が減少し、特に児童扶養手当を受給している世帯においては生活に影響を及ぼしていることから、市独自の緊急支援策として、当該世帯に対し、給付金を支給するための経費を措置いたしました。
 この結果、一般会計について、現計予算額590億4,300万円に、補正額の3,900万円を追加し、補正後の予算規模は590億8,200万円となるものであります。

質疑応答の要旨

(記者)
 特別職の給料月額を特例として6月から12月まで10パーセント減額することについて、市長の思いを教えてください。

(市長)
 新型コロナウイルス感染症によって、市民の多くの方々が大変苦しんでいる状況を受けて、共に少しでも身を切る思いをしなければいけないと思っています。

(記者)
 市長と副市長と教育長の給料の額を教えてください。

(総務部)
 市長は93万1千円、副市長は73万5千円、教育長68万6千円です。

(記者)
 特別職の年収は、給料の12か月分になるのですか。これ以外に期末勤勉手当などがあるのですか。

(総務部)
 給料のほか手当として、期末勤勉手当があります。減額するのは、給料から10パーセントで7か月分になります。

富士宮市新型コロナウイルス感染症対策基金の創設

 富士宮市では、市民等から新型コロナウイルス感染症対策のための寄附が寄せられていることから、その受皿として、富士宮市新型コロナウイルス感染症対策基金を創設いたします。

 1番目の「市議会5月臨時会議案」にありますが、基金の創設に伴い、条例制定の議案を市議会5月臨時会に送付いたしました。

 なお、本基金には、寄附金及び基金から生ずる収益を積み立てるものとし、新型コロナウイルス感染症の対策に要する財源に充てる場合に限り処分できるものとします。

 また、本基金につきましては、新型コロナウイルス感染症対策が終了し次第、廃止するものといたします。

質疑応答の要旨

(記者)
 基金を創設しましたが、寄附を積極的に募集していきますか。

(市長)
 既に310万円の寄附をいただいています。積極的には募集しませんが、寄附していただければありがたいです。今後も、寄附者の気持ちを大事にしていきます。

児童扶養手当受給者臨時特別給付金の支給

 すでに、皆さまに情報提供しておりますが、富士宮市では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、ひとり親家庭等への生活支援を行う、市独自の取組として、児童扶養手当の受給者に対し、臨時特別給付金を支給いたします。

 支給対象者は、令和2年4月30日時点で富士宮市に居住し、かつ児童扶養手当を受給している方であります。

 給付金は、対象世帯1世帯当たり2万円に加え、対象児童1人につき1万円を支給いたします。
 対象世帯数は約1,000世帯で、対象児童数は約1,550人を見込んでおり、予算規模は、給付金として3,550万円、事務費として40万円、合計3,590万円となり、今回の補正予算に計上しております。

 手続きは原則不要で、対象者には給付金のご案内を5月下旬から6月上旬にかけて郵送し、6月中に児童扶養手当の登録口座へ振込みいたします。

特別定額給付金給付事業の取組状況

 特別定額給付金は、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策を受け、感染拡大防止に注意しつつ、簡素な仕組みで、迅速かつ的確に家計への支援を行うことを目的としております。

 富士宮市における給付対象者は、基準日である令和2年4月27日において、住民基本台帳に記録されている、約13万2,000人であります。

 給付金は、給付対象者1人につき10万円で、世帯主への給付とし、原則として世帯主である申請者の口座へ振込みいたします。対象世帯数は、約5万7,000世帯であります。

 給付金の申請方法は、「オンライン申請方式」と「郵送申請方式」の2通りの方法を基本としていますが、富士宮市独自の申請方式として、「手書き用申請書」でも受け付けております。

 「手書き用申請方式」は、収入が減ってしまい、家計が苦しいなど、特別定額給付金を一刻も早く受け取りたい方のために、手書き用申請書での申請を受け付けるものであります。
 申請書は、市のホームページからダウンロードするか、または各出張所、公民館、交流センターで受け取ることができ、必要事項を記入して、本人確認書類などを貼り付け、市へ郵送していただきます。

 「手書き用申請方式」の申請期間は、5月7日から5月29日までで、5月中旬から順次振込いたします。
 現在、この手書き用申請書により、約200件の申請を受けております。

 「オンライン申請方式」は、マイナンバーカードを持っている方が利用できる申請方法です。申請期間は、5月1日から8月31日までで、こちらも5月中旬から順次振込いたします。
 現在、オンライン申請により、約1000件の申請を受けております。
  
 「郵送申請方式」については、5月末から順次、世帯主あてに申請書を発送します。届いた申請書に必要事項を記入して、本人確認書類などを貼り付け、市へ郵送していただきます。
 申請期間は、5月末から8月31日までで、6月中旬から順次振込いたします。

 また、特別定額給付金への問い合わせに対応するため、5月11日から専用電話を開設いたしました。

子育て世帯臨時特別給付金給付事業の取組状況

 新型コロナウイルス感染症の影響を受けている、国の子育て世帯の生活支援策である、子育て世帯臨時特別給付金につきましては、支給に向けて、着々と準備を進めているところであります。 

 富士宮市の対象者は、約1万6,000人おります。

 給付金は、児童1人につき1万円で、児童手当の登録口座へ振り込みいたします。

 手続きは原則不要ですが、給付金の対象者には、ご案内を5月下旬から6月上旬にかけて郵送する準備をしており、6月中に児童手当の登録口座へ振込する予定であります。

富士宮口八合目の富士山衛生センターの閉鎖

 富士山の開山期間中に富士宮口八合目に設置される「富士山衛生センター」について、今年は閉鎖することいたしました。

 富士山衛生センターは、登山者の医療救護施設として、高山病や怪我の応急処置を行うため、毎年、夏山シーズンにオープンしております。

 富士宮市では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年の富士山衛生センターの開設の可否について検討してまいりました。
 検討の結果、密閉、密集、密接の「3密」の回避等、衛生センターでの感染防止対策が難しいことに加え、富士宮口登山道の全ての山小屋で、今年は営業を行わないことを決定したことから、登山者と衛生センターの従事者の安全が確保されない環境であると判断し、今年は閉鎖することといたしました。

質疑応答の要旨

(記者)
 衛生センターや山小屋の閉鎖に当たり、この状況をどのように考えていますか。

(市長)
 ずっと続けてきた登山シーズンを、新型コロナウイルスの影響によってオープンできないことは非常に残念な思いです。
 衛生センターと富士登山とは連動しています。山小屋を閉めるということで衛生センターは開設の意味がありません。来年は何とかしてオープンできるように新型コロナウイルス感染症対策に取組んでいかなくてはならないという思いです。

(記者)
 県から富士山の開山について意見を聞かれていますか。富士宮市としての伝えたい意思がありましたら教えてください。

(観光課)
 開山につきましては、静岡県の世界遺産課と協議をしています。開山には登山道である県道の開通解除が伴いますので、今後、調整が行われます。
 静岡県内においては、小山町、御殿場市にも登山口がありますので、県全体としての調整と合意形成が図られます。

(記者)
 県から何か調査のようなものがありますか。

(観光課)
 静岡県から富士山スカイラインの開通・閉鎖等について意向調査があり、富士宮市としては閉鎖を希望すると回答しています。

お問い合わせ

企画部 広報課 広聴広報係

〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所3階)

電話番号: 0544-22-1119

ファクス: 0544-22-1206

メール : koho@city.fujinomiya.lg.jp

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