市長定例記者会見(令和2年1月)
2020年01月21日掲載
市長定例記者会見(令和2年1月)について掲載しています。
市長定例記者会見(令和2年1月)
日時:令和2年1月14日(火) 10:00~
場所:市議会第二委員会室
内容
- 年頭所感
- 第72回優良公民館表彰 柚野公民館が優秀館に決定
- 北村誠吾内閣府匿名担当大臣の視察
年頭所感
皆さま、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、令和2年の新しい一年がスタートいたしました。
2020年は、干支で言えば庚子(かのえね)の年であります。庚子の年は、新しいことにチャレンジする年と言われています。これまで何年もかけて準備をしてきた市政上の課題も整理されており、その成果を国内外に見せる年であります。
今年は、第5次総合計画前期基本計画の最終年度になることから、目標達成に向けて、さまざまな政策を強力に効率的に推進し、実現していかなければならないと思っております。
まず、富士山本宮浅間大社を中心とした中心市街地ですが、 静岡県富士山世界遺産センターから浅間大社までの動線を整備し、「清流の美」、「空間の美」、「庭園の美」を特色とした、富士宮市の玄関口にふさわしいまちづくりに、引き続き取り組んでまいります。
世界遺産富士山の各構成資産については、計画的に整備を進め、構成資産の魅力づくりを促進していきたいと考えております。特に、白糸の滝では、第1期売店集約化事業として移転を了承した売店が春にオープンする予定であります。
東京オリンピック・パラリンピック関連では、6月26日の夕方に、聖火リレーが浅間大社を中心にした市街地で実施されます。さらに、ホストタウンとして、スペイン空手チームを直前合宿として受入れ、スペイン空手チームが東京オリンピックで金メダルを獲得できる環境を整えてまいります。
また、電動自転車E-BIKEを使い、「まちなか」から北部地域の観光施設や富士山麓の名所旧跡一円を回遊できるような「E-BIKE日本一のまちづくり」を、民間事業者と連携して実施いたします。
一方、「人口減少社会」への対応ですが、子育て施策である子ども医療費助成や不妊治療費助成などの実施、遊具の設置など都市公園をはじめとする公園の整備、女性の力が発揮できる環境づくり、UIJターンの促進をはじめとした働く場の確保、企業の誘致や留置については、引き続き重点事業として進めてまいります。
また、人口10万人以上の都市で、富士宮市だけが博物館がない状況にあり、「郷土史博物館」の建設につきましても、議会にしっかりと説明をし、理解していただき、諸準備をしていきたいと思っております。
2020年も、富士山をはじめとする文化・歴史の本物の地域資源を更に磨き上げ、「富士山の恵みを活かした 元気に輝く国際文化都市」の実現のため、皆様が希望に溢れ、新たな未来へとつながるまちづくりに取り組んでまいります。
富士宮市は、他のどこよりも可能性に満ち溢れたまちだと確信しております。今年も市民の皆様のご期待に沿えるよう、頑張ってまいります。
第72回優良公民館表彰 柚野公民館が優秀館に決定
文部科学省が実施する第72回優良公民館表彰において、柚野公民館が優秀館として決定いたしました。
この優良公民館表彰は、全国の公民館のうち、特に事業内容、実施方法等に工夫を凝らし、地域住民の学習活動に大きく貢献していると認められるものを優良公民館として表彰するものであります。
柚野公民館は、今回選ばれた75館の表彰館のうち、特に優れた活動をしている5館の優秀館の一つに選ばれました。来たる2月14日に表彰式が文部科学省第2講堂で行われますが、その場において、5館の優秀館の中から最優秀館1館が発表されることとなっております。
ここで、柚野公民館の概要をお話しいたします。
柚野公民館では、地域の特色や人材を活かした講座や事業を実施しており、講座講師の7割以上は地域の方が担っております。
近隣にある柚野小学校、柚野中学校の地域学校協働活動推進員と連携を取りながら児童生徒を対象とした事業を進めるとともに、自治会、地域団体、企業、学校と連携・協力して「おいしい富士山プロジェクト おむすびで富士山を作ろう」や「公民館まつり」などの事業を実施しております。今回優秀館として選ばれたのは、日常的に関わりの少ない住民同士が共に活動する機会を提供し、地域の一体感、絆づくりにつなげている公民館の取り組みが認められたものであります。
2月14日は、柚野公民館が日本一の公民館として、最優秀館に選ばれることを願い、吉報を待ちたいと思います。
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情報提供資料(優良公民館表彰)
(PDF 140KB)
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添付資料(表彰館一覧)
(PDF 75KB)
北村誠吾内閣府匿名担当大臣の視察
1月16日の木曜日、地方創生担当大臣である北村誠吾 内閣府特命担当大臣が、富士宮市の企業版ふるさと納税制度を活用した「コンビニと連携したベビーステーションの普及と母力応援プロジェクト」の視察に来られます。
視察対象となった事業は、富士宮市がNPO法人母力向上委員会と協働して、コンビニなどに粉ミルク用のお湯の提供や紙おむつなどの販売を行うベビーステーションを普及させ、地域全体で子育てする意識づけや環境づくりを進め、乳児連れの外出サポート、緊急時の駆け込み機能を目的に実施しているものであります。
富士宮市では、この事業を含んだ地域再生計画を策定しており、昨年度、アサヒ飲料株式会社様と株式会社アリエ様の2社から、企業版ふるさと納税として寄付をいただきました。
ベビーステーションは、子育てを温かく見守り、支援する「子育てサポートステーション」として、スタートから3年で、市内のコンビニの88%に当たる、54店舗に登録していただいております。
当日は、北村大臣に、市役所で企業版ふるさと納税を活用したベビーステーション事業について説明し、その後、ファミリーマート富士宮東町店に場所を移して、ベビーステーションの実施状況を実際に見ていただく予定になっております。
今回の大臣視察により、子育てしやすいまちとして富士宮市をPRできるとともに、富士宮市発祥のベビーステーションが日本中に広まることを期待しております。
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情報提供資料(大臣視察)
(PDF 95KB)
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添付資料(報道提供資料1)
(PDF 83KB)
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添付資料(報道提供資料2)
(PDF 931KB)
お問い合わせ
企画部 広報課 広聴広報係
〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所3階)
電話番号: 0544-22-1119
ファクス: 0544-22-1206