富士宮ジビエの日
2017年04月03日掲載
富士宮ジビエの日を開催しました。
ジビエってなに?
ジビエとは狩猟で天然の野鳥鳥獣の食肉を意味するフランス語で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化。狩猟によって食料を得てきたヨーロッパの人々にとってはかかせない冬のご馳走だそうです。
ジビエの日
平成29年4月2日(日)に、富士宮ジビエの日を開催しました。
当日は、おしゃれで美味しいジビエ料理の試食会や、ジビエフランクの限定販売などが行われました。
野生鳥獣は全国的に生息分布域を拡大し農産物の鳥獣被害は全国で年間約200億円の被害が報告されています。
丹精込めた農作物を収穫前、野生鳥獣に荒らされた農家は耕作をあきらめ、耕作を破棄された手付かずの農地は野生鳥獣の生息域を更に拡大し、鳥獣被害を増加させるという悪循環が起きています。
富士宮市においても、年間1千万円を超える野生鳥獣による農作物被害が報告され全国同様に深刻な状況になっています。
現在、市と県では有害鳥獣被害対策を西富士山麓猟友会・富士宮猟友会に委託して有害鳥獣を捕獲しています。
有害鳥獣として扱われるシカもイノシシも私たちの都合で命を絶たれています。
私たちにできる償いは、いただいた命を私たちの命をつなぐ食事として循環することだと考えます。
「命を考え、山の恵みに感謝する。」
~『いただきます』~
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産業振興部 農業政策課 食のまち推進室
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