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生ごみ水切りモニター調査結果(ごみダイエットプロジェクト)

2017年02月27日掲載

ごみ処理費用や焼却灰の削減を目的として平成28年12月1日より開始した「ごみダイエットプロジェクト」の一環で実施しました、生ごみ水切りモニター調査の結果を報告します。

実施内容

1.内容
 協力世帯に市HPで紹介している3種類の水切り方法(各5回)の実践を依頼。水切り前後の生ごみの重さの計測、生ごみ の水切りに関するアンケート調査を依頼し、生ごみ減量に対する意識を検証する。
2.方法
 (1)ペットボトル(2)牛乳パック(3)ビニール袋
3.期間
 平成28年12月1日~平成29年1月31日
4.対象
 富士宮市に居住する10世帯

ペットボトルを用いた方法

牛乳パックを用いた方法

ビニール袋を用いた方法

実施結果

 モニター期間中の生ごみの総削減量は6480グラムで、3種類の平均の水切り率は13.6%でした。この結果を富士宮市の生ごみ全てで水切りを実施したと仮定すると、年間で約929トンのごみ減量効果があることが分かりました。

※平成27年度可燃ごみ量(37,324トン)×生ごみの割合(0.183)×水切り率(0.136)

水切り方法の評価

(1)ペットボトルを用いた水切り方法

水切り率:12.3%

ごみの量が多くても、少なくても使いづらいという意見をいただきました。
そのほかにも毎回使うのには抵抗があるなど、全体的に評価は低くなってしまいました。

(2)牛乳パックを用いた水切り方法

水切り率:15.1%

形が自由になるので使いやすかった、手が汚れにくくて良かったという意見がありました。
一方で、リサイクルできるものをごみとして処分するのは良くないという反応もみられました。

(3)ビニール袋を用いた水切り方法

水切り率:13.4%

今回実施した方法の中で一番良い評価でした。
その都度捨てられるので衛生的に良い、3種類の方法の中で一番用意しやすいものでしたという意見をいただきました。


まとめ

 今回のモニター調査で、生ごみの水切りにより約13.6%の減量効果があることが分かりました。この数値を基に、富士宮市内で排出された生ごみをすべて水切りしたと仮定すると、年間約929トンの可燃ごみの減量ができることが分かりました。ただし、今回モニター調査に参加した方々は、ごみ減量意識の高い人が多く、モニター調査前より各自の方法で水切りを行っていた家庭が多かったです。このことから、普段から水切りを行っていない家庭で水切りを行うようになれば、さらに減量効果が見込めると考えられます。
 本調査ではビニール袋を用いた水切り方法が手軽にでき、人に勧めたいという意見が多かったです。また、今後は水切り器を用いた生ごみの水切りについてもモニター調査を行い、市民が簡単にかつ効果的に水切りを行える方法を検証します。
 今後、より手軽な方法で市民に水切りを取り組んでもらえるような働きかけが必要になります。そのためにごみダイエットプロジェクトで生ごみの削減の啓発を重点的に行い、更なる生ごみの排出削減を目指して取り組んでいきます。

詳しくはこちらをご覧ください

お問い合わせ

環境部 生活環境課 廃棄物対策係

〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所4階)

電話番号: 0544-22-1137

ファクス: 0544-22-1140

メール : kankyo@city.fujinomiya.lg.jp

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