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地価が下落しているのに、土地の固定資産税が上がるのはなぜですか

2014年07月05日掲載

質問

地価が下落しているのに、土地の固定資産税が上がるのはなぜですか。

回答

土地の税負担は、過去に土地の価格が著しく上昇した場合でも、その急激な税負担の増加を抑えるため、税負担の上昇をなだらかに抑える総合的な調整措置がとられてきました。このため、地域や土地によって評価額に対する税負担に格差が生じることになり、税負担の公平の観点から問題があることから、平成9年度以降、負担水準(評価額に対する前年度課税標準額の割合)の均衡化を重視することを基本的な考え方とした調整措置が講じられています。
具体的には、負担水準が高い土地は税負担を引き下げたり、据え置いたりする一方、負担水準が低い土地は一定の水準に達するまでは、税負担を引き上げていく仕組みとなっています。
そのため、地価の動向に関わりなくすべての土地の税額が上がっているわけではなく、税額が上がっているのは、地価が上昇している場合を除けば、負担水準が低い土地に限られています。
このように、現在は税負担の公平を図るために、そのばらつきを是正している過程にあることから、税負担の動きと地価動向とが一致しない場合、つまり地価が下落していても税額が上がるという場合も生じます。

お問い合わせ

財政部 資産税課 土地係

〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所1階)

電話番号: 0544-22-1127

ファクス: 0544-22-1227

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