外来生物「ナガミヒナゲシ」について
2024年05月01日掲載
当市でナガミヒナゲシが多く確認されています。
ナガミヒナゲシとは
ナガミヒナゲシはヨーロッパ地中海沿岸原産の一年草です。
梅雨の頃である6月に、一個体に100個程度の果実をつけますが、一つの果実には1600粒程度の種子が入っており、繁殖力の高さが指摘される植物です。
現在、国の駆除対象となる「特定外来生物」や「生態系被害防止外来種」ではありませんが、他の植物の成長を妨げる成分を含んだ物質を根から出すことから、生態系等に影響を与える植物です。
また、実は毒を持つため、素手で触ると皮膚がかぶれる恐れがあります。
特徴
ナガミヒナゲシ(花)
ナガミヒナゲシ(果実)
高さ
高さ15センチメートルから60センチメートルほどに成長します。
開花時期
4月~6月
色
淡いオレンジ色の四枚の花弁を持つ花を咲かせます。
駆除の注意点
駆除を行う際は、茎などを折ったりすると出てくる乳液が出てくるため、作業時は必ず手袋などを着用してください。
お問い合わせ
環境部 花と緑と水の課 自然保全係
〒418-8601 静岡県富士宮市弓沢町150番地(市役所4階)
電話番号: 0544-22-1169
ファクス: 0544-22-1140